こんばんは!私が平岸高校で男子バレーボール部の外部コーチをしていた時の教え子の活躍を書きたいと思います。
役7年程務めさせて頂いて、最後の一年は監督席にも座らせて頂きました。
その歴代の教え子達の中でも傑出したポテンシャルと才能の持ち主だった子がいます。
大分三好ヴァイセアドラー出口大聖選手。
なんと!教え子がVリーガーになったんです!
こんな嬉しいことありますか?!笑
高校1年生からバレーボールを始めた彼ですが、身長も当時で186cmあり、野球部のピッチャー経験者。そしてなによりサウスポー!
監督の先生と一緒に目を輝かせて喜んだのを思い出します。笑笑
負けん気の強い性格とチャラチャラした事が嫌いな彼。先輩にも物怖じせずにコート内外問わずに声を上げていました。
更に、向上心が高くて上手く行かない事は徹底的に質問してくる生徒でした。
そんな彼に僕が教えた事といえば、
「スパイクの打ち方」、「ブロックの基礎」。
ざっくりこの2点です。
「スパイクの打ち方」については、
とにかく高い打点で打てるように...
でもストレートアームスイングになりすぎても馬力が出ないので、しっかり肩を回して叩けるように指導したつもりです。
スパイクのフォームについては様々な理論やらがありますが、結局はその人の身体にあったフォームがベストなのであれはダメこれはダメとは伝えませんでした。あくまでアドバイスと修正、上手くいかなければ大袈裟に変えてみろ!くらい。
「ブロックの基礎」については、
自分がミドルだった経験を全力で伝えたつもりです。選抜時代に山口県の宇部商業高校で教わった最短距離で出して完成させる手の出し方と素早い横移動を可能にするステップの事についてです。
なんと言っても高身長のエースを育てるのが得意で有名な東海大四高校出身な僕なので、故・櫻田監督の御指導の受け売りも当然行いました。正解かどうかではなくて、彼には経験値が無かったのでいくら材料があっても足りないくらいでしたから。ガチガチに指導して作り上げるのではなくて、とにかく色々と投げてみて自分で取捨選択を行ってもらうスタイルで成長して貰いました。
そうこうしていると、
強豪校の選手だらけの国体の中に異例の平岸高校から選出されました。
もちろん僕の指導がどうこうではなくてポテンシャルの部分が大きかったとは思いますが😏笑
ほぼアウェーの中でも気にせずにコミュニケーションを取って馴染んでいたというからそれも驚きでしたね...
もう、なるべくしてVリーガーになる男だったんですね...
大学でも関東一部へチームが駆け上がる大躍進の原動力となり、一年生からスタメンに抜擢されたり、4年生の時には敢闘賞を取ったりと大活躍でした!
先日、北ガスアリーナでの北海道イエロースターズとの試合に当時の監督の先生と一緒にお呼ばれして観戦してきました!
涙が出るくらい凄く成長してました😭!笑
先生と二人で雄叫び上げながら応援しました!笑笑
色々な縁があって指導者の経験をして、まさか教え子がこんな夢みたいな舞台でバレーボールをしてファンも着いていて、ちゃんと恩返しとして活躍を見せてくれて...
こんなに幸せなことがありますか?!!
大興奮の観戦でした!
まだまだ書けそうなんですが、
そろそろ善意で読んで下さった方々のフラストレーションも溜まってきた頃だと思うのでこの辺で辞めときます。笑
皆様、道産子バレーボーラー出口大聖の応援をよろしくお願いいたします🙇♂️🙇♂️🙇♂️